秋刀魚の味(1962)
小津安二郎監督の最高傑作はこの作品だと、私は思っています。
小津監督は早い時期から仏教を(隠れた)テーマとしているのですが、この「秋刀魚の味」以前の作品では多弁すぎたり、直接的すぎたりと、少々物足らなく感じていました。
この作品で、小津氏は娘を嫁に出した親の寂しさのみならず、人間の存在自体の苦しみをも見事に描き出しています。
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