へるめす通信33
(へるめす通信、ものすごーくひさびさの再開です。ある人(村人A?)から、いつまで放っておくんだ、という突っ込みがあったため、数回、まとめてアップします。)
—(ジョルジュの孫)む! アタマにきたので、私帰る!
サヨウナラ!
—(村人A)あっ、ちょ、ちょっとォ。
うそですよ、う・そ!
あーたが、このブログの大家(おおや)さんなんですよ。
いったい、どこに帰るんですかー?
ていうか、ヘルメスの宣誓の話、終わってないですよー。
なんだって、こんなに長い間、放置してたんですかァ?
—(ジョルジュの孫)ぐっ!! ……わかったわよ。
心の広いワタクシですもの。戻ってきてさし上げますわ!
—(村人A)よしよし。それじゃ、心の広いあーたに、
最後にお尋ねしたいことがあるんですけどね。
よろしいでしょうかね。
—(ジョルジュの孫)あらま、何でございましょう?
長くなっちゃったから、手短にね。
—(村人A)あのですね。
今まで言ってきたことが間違いじゃなければ、
ここから現代人にとって重要な問題が出てきませんか?
—(ジョルジュの孫)え? 何、何? どういうこと?
面白そう。もっと詳しく言って。
—(村人A)つまり、金田一一(きんだいち はじめ)君は
いいんですよ。
じっちゃんが神様なんだから。
つまり、「じっちゃん教」の信者だってことに
なるわけでしょう?
裁判所に行ったって、
「オレは絶対、嘘をつかない。じっちゃんの名にかけて!」
って宣誓すりゃぁいいんですから。
だけど、現代の一般的な日本人はどうなるんですか。
つまり、そのォ、正月に神社に行き、
お盆の季節に墓参りし、
葬式の時に坊さんに読経してもらい、
クリスマスを祝ってケーキ食べてる、
一般的な日本人は。
つまりは、あっしがそうなんですけどね。
そういう人は、裁判所でいったい何に誓うんですか?
どんな神様に向かって宣誓してるんでしょうね。
—(ジョルジュの孫)うーん。確かにそれは問題ね。
—(村人A)でしょう? つまり、ホッブズによれば、
宣誓で重要なことは、恐怖と崇拝の対象である
「神」だってことですよね。
だけど、それを信じていない現代の一般的な
日本人はどうなるんです?
現代の日本人は、お稲荷様だって
本気で信仰しちゃいないでしょ?
ましてや、「日本には世界に誇る
八百万(やおよろず)の神々がいらっしゃる!」とか、
「天照大御神(アマテラス・オオミカミ)が
我々を見守って下さっている!!」
って、きっぱり信じてるヤツも、ほとんどいないでしょ?
—(ジョルジュの孫)……いるかもよ?
—(村人A)いや、つまりね、
そういう細かい問題はさておいて。
何が言いたいかというと、平均的日本人は誰に向かって
宣誓するのかってことですよ。
だって、あと少ししたら、裁判員制度も始まるんですよ。
裁判員に選ばれた人は、誠実な判断を下すことを
何に対して誓うんですか?
あっしも選ばれた時には、どうしたらいいんです?
人事じゃないでしょ!!



















