『日本の神話・伝説を読む』の紹介と「クソマル」
学習院大学の佐佐木隆先生(古代日本語学)が、
『日本の神話・伝説を読む—声から文字へ』(岩波新書)という本を出版されました。
ごく簡単に内容をまとめてみますと、音の連鎖や、イメージの連想を重視した古代人特有の発想を、神話・伝承の中から読み解くというものです。
章立ては以下のようになっています。
序章 神話・伝説の生まれた時代
第一章 想像力が伝承を生み出す
第二章 伝承の世界を読む
第三章 伝承の深層を探る
終章 神話・伝説の変容—上代から中古へ
実は、この本の中で、拙著『クソマルの神話学』が言及されています。
具体的には、第二章第四節の「謀反を起こして死んだ夫婦」の箇所で、「クソ」の語義的・構造的な類縁関係についての私の議論を、かなりの紙幅を割いて、取り上げていただきました。
拙著に関しては、書評はこれまでにいくつかありました。ですが、私の知る限り、実際に論文や書籍の中で引用・参照されたのは、今回が初めてだと思います。
ありがとうございました。 m(__)m
私も次の仕事をがんばろう、と思った次第です。
*その後、福田育弘著『「飲食」というレッスン フランスと日本の食卓から』(三修社)にも、『クソマルの神話学』が引用されていることがわかりました。
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