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2007年9月の3件の記事

2007/09/17

『クソマルの神話学』の訂正一覧

◆初版の訂正箇所は以下の通りです。

65頁前から4行目脚註(11)
→消す

66頁後ろから3行目脚註(12) 
→脚註(11)

66頁最終行 「画期的なものであった。」
→「画期的なものであった(12)。」

92頁後ろから2行目「1994:38」
→「1994:38-40」

102頁最終行「121-125」
→「122-125」

113頁前から3行目「181-183」
→「180-183」

124頁最終行「のくだり」
→消す

128頁後ろから6行目「老女と解釈した」
→「女と解釈した」

128頁後ろから3行目「刀自を女」
→「刀自を主婦」

157頁前から4行目と後ろから3行目「湊水」
→「溱水」

184頁前から6行目[ウォーフ 1993訳:13]
→[ウォーフ 1978訳:55,1993訳:13]

204頁後ろから4行目「述べることにするというが、」
→「述べることにするが、」

242頁10行目「ケガレ論[Douglas1996=1972訳]を踏まえた」
→「ケガレ論[Douglas1996=1972訳]やエリアーデのヒエロファニーの概念などを踏まえた」

242頁15行目「彼は、トリックスターをそれぞれの社会や文化ごとの文脈によってとらえている。」
→「彼は、聖なるものとの関係を重視しつつ、トリックスターをそれぞれの社会や文化ごとの文脈からとらえた上で、その特質を分析している。」

260頁上から9行目と10行目の間に次の文献を追加
→1978[1970]「科学と言語」、E.サピア、B.L.ウォーフ他著『文化人類学と言語学』(池上嘉彦訳)弘文堂:47-63

2007/09/15

山口昌男と今福龍太・本を語る

このブログで書くのをすっかり忘れていたのですが、2007年5月26日、ギャラリー・マキにて、「本」にかかわる展覧会が行われました。

主催の中心は、東京外国語大学の今福龍太ゼミとそれに関係する方々。

また、展覧会のさなかに、今福龍太先生と山口昌男先生の対談が行われたのです。私もその場にいたのですが、その対談、今福先生のホームページにアップされています。

(この対談をまとめた淺野卓夫さんご自身から御連絡いただきました。淺野さん、ありがとうございました。)

山口先生、今福先生に加えて、山口先生の奥様のコメントも入ってきて、非常におもしろいものになっています。

ご興味のある方は、こちらからどうぞ。

2007/09/09

学魔降臨

昨日、紀伊國屋ホールで行われた、高山宏先生のトークライヴ「学魔・高山宏、知の系譜と人文科学の未来を語る」に行ってまいりました!

Ticket (←左は、今回のチケット)

今回のトークライブは、高山先生の御著書『超人 高山宏のつくりかた』(NTT出版の出版を記念したイベントです。

この本には、知に興味のある人にとって、とてつもないことが書かれています。

一例を挙げると、「これだ!」と思った本を何度も何度も読む、風呂の中で本がふやけるまで読む、ふやけたら買い変えて読む、そして、それこそ全文すらすら暗唱できるほどに読む、というようなことを実践しているということです。

なんといっても、「曹洞宗日課経大全」を暗唱しているとのこと。しかも、今でもそらんじることができるそうです。

それから、事典・辞書の類を読んでいる! 引いているのではありません。普通の人は引くのでしょうが、端から端まで読むのです。

しかも、その事典がただの事典ではない!

NTT出版の本と今日の講演から、いくつか高山先生が読破した事典類を2、3挙げておきますと、

(1)『西洋思想大事典』(平凡社)(もちろん、読んだのは英語版とのこと)
(2)『世界大百科事典』(平凡社)
(3)OED(The Oxford English Dictionary)
などなど……。

それだけでなく、今でも、一年に2、3冊、これしかないという洋書を見つけたら、それを写す! 複写機でコピーするのではありませぬ。手書きで写す!!

なおかつ、今日の講演は、2時間という予定時間を1時間弱も超え、2時間半立ち通し、そして何も見ないでしゃべり通し、質疑応答にも答えるという、サービスっぷり。

いや、まさに、学魔!!

こういう本を読み、こういうお話を聞くと、自分は学生時代に何をしてたのか、そして今も何をしているのか、と思ってしまいます。些細な自負など、こっぱみじん。けれども、読後にめちゃくちゃ、やる気が出てくること請け合いです。

ちなみに、私は山口昌男先生、それから東京富士大学の岡本慶一先生とご一緒だったのですが、会場で、なんと今福龍太先生にもお会いしました。おおっ! 豪華メンバーです。

Takayama2_5 ←私が撮影した、サイン会の場での高山宏先生

Yamaguchi_2 ←そして、山口昌男先生

Imafukutakayama_2

←高山先生と今福龍太先生(左)の握手の図

ところで、高山先生は、今、紀伊國屋の「書評空間」にて、『高山宏の「読んで生き、書いて死ぬ。」』というタイトルの書評を連載中です。すさまじいタイトルですが、その通りという気がします。

これも学魔の名にふさわしく、一つの書評にいくつもの関連書籍が挙がっていて中身が濃く、高山先生の人生のエッセンスがうかがえるものになっています。

今回のNTT出版のご本とあわせて、ご興味のある方は、こちらもどうぞ。

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