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2008/07/28

初校、終了

岩波の『思想』の原稿ですが、初校を終え、どうも当初の予定より1ヶ月早まり、9月号に掲載されそうな感じになってきました。とすると、雑誌は8月26日くらいの発売でしょうか。今、大詰めの段階です。

一応、今のところ、タイトルは「壊れた世界と秘匿された〝自然〟」です。今回は、(今回もと言うべきかもしれませんが)、原稿を全部読まないと言いたいことの全貌がわからないように書いたつもりです。

ところで、いつも思うのは、文章を書くという行為は常に、「自分はこれだけ知ってるんだ」という虚栄心とか自己顕示欲などとの戦いだということ。

やはり、「書くからには自分の知識を顕示したい、人からすごいと言われたい」という気持ちがありまして、執筆の最中にむくむくと、その気持ちがもたげてくるのですが、それをストレートに書くと読者にとって非常に不快な、しかも何が言いたいのかよくわからない文章になってしまうという気がします。

このアンビヴァレントな気持ちのバランスをとることは、なかなかたいへんな作業ではあります。ですが、私が「この人の文章はいい文章だな」と感じる時、やはり、その文章は虚栄心と自己顕示欲をぐっと抑えて書かれたもの、抑制の効いたもの、そして率直なものであると思うのです。

理想に近づくのはたいへんですが、今回の原稿の執筆で、ほんの少し、手応えらしきものを感じました。でも、自分なりの不満も多々あるので、反省点は次の原稿に生かしたいと思います。

さて、こちらは順調です。『世界の「神獣・モンスター」がよくわかる本』、14刷が出ました〜

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