銀座カンカン娘(1949)
確かに、歌
は知っていました。笠置シズ子さんと高峰秀子さんが、二人で歌を歌っていたのも知っていました。だけど、この映画がこんなに感動的だとは、知らなかった!!
流行るものには何かがある。しかも爆発的にヒットしたものには、見過ごせない何かがある。
と思わせる力を持った作品です。
物語はとてもシンプル。芸術家志望なのに、ピアノが買えない「お春
」(笠置シズ子)と、絵の具が買えない「お秋
」(高峰秀子)の二人が、お金をかせぐために銀座のバーで歌を歌うという話。
ところが、こんな、なんてことのない話なのに、見終わった私は興奮して、帰りの電車の中で読もうと思っていた本が読めなかったのです。いつまでも余韻に浸っていたくて。
とくにいいのは、一番最後の場面。そこでは、名人・5代目古今亭志ん生の芸がたっぷりと楽しめるのですが、その芸の使い方が味わい深い。歴代の日本映画のラストシーンの中でも、傑出の一つだと思わせる終わり方です。「なるほど。そうか、こういう終わり方もあるのか」と。
YouTubeに「銀座カンカン娘」がアップされていました。
ちなみに、「銀座カンカン娘」の映画DVDで発売されています。
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