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2010/02/12

なかなかの映画 ノー・マンズ・ランド

ここでコメントするには今更な感があるのですが、本日見た映画がなかなかの出来!

タイトルは、『ノー・マンズ・ランド(NO MAN'S LAND)』

2001年に公開され、その年のカンヌ国際映画祭の脚本賞や、2002年のゴールデングローブ賞やアカデミー賞の外国語映画賞を受賞している作品です。本当に今更なのですが、本日、私、遅ればせながらようやく見たというわけです。

素材はボスニア紛争。でも、映画の中で描かれているテーマは、ボスニア紛争にとどまらない普遍性を持っています。

反戦映画と銘打たれていますし、DVDの中の特典映像の箇所で、監督・脚本をつとめたダニス・タノヴィッチ氏も反戦映画だと述べているのですが、そう単純にひとくくりにはできない複雑さを持っています。

それから、監督のユーモアにも感動しました。戦争映画を見て、これだけゲラゲラ笑ったこともちょっと記憶にない位、笑いました。

当然のことながら、いかに戦争中とはいえども、人間には笑いとかユーモアの側面が共存しているわけです。監督は実際にボスニア紛争の際に兵士として戦闘に参加したそうですが、これはすべて自分の見たことだと述べていました。

これについては、昔、私が習志野で、あるおばあさんから戦争中の体験をヒアリングした時、彼女は「空襲の最中にはやることがないので、防空壕の中で、ネコを押さえつけて蚤を取っていた」と言っていたことを思い出しました。

とにかく、描写が非常に多面的。ご興味のある方は是非、御覧になってみてください。

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