映画の話
もう長いこと、見たいな〜と思っていた古い映画が、2月に入ってから立て続けに上映されていて、最近頻繁に映画館に出かけています。
はっきりいって、映画を中心に日常が回っていると言っても過言ではないほど。
たとえば、ラピュタ阿佐ヶ谷では石坂洋次郎原作の映画特集があり、東京国立近代美術館フィルムセンターでは篠田正浩監督の作品が上映されています。私の場合、後者はとくに寺山修司が脚本を担当した作品が目当て。
石坂洋次郎も寺山修司も、どちらも『思想』で書いた論文「壊れた世界と秘匿された〝自然〟」の中で触れているのですが、この両者が原作ないしは脚本を手がけた作品には、DVD化(あるいはビデオ化)されていない作品がけっこうあります。
そういう作品は、ときおり、古い映画を上映する小さな映画館で上映されることがありまして、毎日のようにそういう映画館の上映作品をチェックしていたところ、ついに今回の上映を発見した!というわけです。
見つけた時にはとてもうれしかったのですが、実際、出かけてみると、けっこうたいへん。見たい映画が2本続けて上映されている場合には、体力的にきついのです。
それ以上にたいへんなのは、見たいのが1番目の上映作品と3番目の上映作品で、2番目の上映作品はすでに見てしまったから不要、というような場合。
1番目と3番目との間に1本入ってしまっているので、2番目が上映されている時間帯は、どこかで時間をつぶす必要があるわけです。
しかたなく、喫茶店とかファーストフード店などで、次の上映時間まで本を読みながら待機します。これが楽しい人にはなんてことないのかもしれませんが、私にはとっても苦痛。。。
しかも映画館での女の観客は私だけ、ということもしばしば。まわりはすべて男、男、男。。。なんたって、若い時の小百合ちゃん(注:吉永小百合さん)の映画が多いんですもの。ここにいる観客は、みな、サユリストか?! あなたも君も彼も、みんながみんな、サユリストなのか?と心の中でつっこむこともしばしば。
こういう積み重ねが功を奏して、かなりの未見作品を見ることができました。
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