« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

2010年8月の2件の記事

2010/08/20

『徒然草』に笑った

炎暑ですね

この暑い最中、『徒然草』を読んでいたところ、あまりのおかしさに腹を抱えて笑い、私にしばし暑さを忘れさせた箇所がありました。

そのまま、引用しておきます。みなさんもおかしいですか?

『徒然草』第四十五段

公世(きんよ)の二位 のせうとに(訳:従二位の地位にあった藤原公世の兄弟の中で)

良覚僧正 と聞こえしは(訳:良覚僧正と呼ばれた方は)

極めて腹あしき人なりけり(訳:非常に怒りっぽい人であった)

坊の傍に大きなる榎の木のありければ(訳:僧の住まいのそばに大きな榎の木があったので)

人、「榎木僧正(えのきのそうじょう)」とぞ言いける(訳:人は「榎木の僧正」というあだ名をつけた)

この名、然(しか)るべからずとて、かの木を伐(き)られにけり(訳:このあだ名は不適当だだとして、僧正はその木を切られた)。

その根のありければ、「きりくひの僧正」と言ひけり(訳:ところが、その木の根が残っていたので、「切り株の僧正」というあだ名がついた)

いよいよ腹立ちて、きりくひを堀り捨てたりければ(訳:僧正、ますます腹を立て、切り株を掘って捨てたところ)

その跡、大きなる堀にてありければ(訳:その跡が大きな堀のようであったので)

「堀池僧正(ほりけのそうじょう)」とぞ言ひける(訳:今度は「堀池の僧正」と言われた)

(読みやすいように、適宜、行替えと読点と送りがなを施しをしました。)

2010/08/13

神童、あらわる!? ジャッキー・エヴァンコ(Jackie Evancho)

ブリテンズ・ガット・タレント(Britain's Got Talent)というイギリスのオーディション番組で、スーザン・ボイルさん(略してスーボ)が衝撃的な登場を果たして以来、私のひそかな楽しみは、この手のオーディション番組をYouTubeでチェックすることになりました。

最近は、ブリテンズ・ガット・タレントのアメリカ版、アメリカズ・ガット・タレント(America's Got Talent)を楽しく見ていたのですが、おととい、これまでの参加者とはひと味違う、すごい才能を持った、しかも女優のグウィネス・パルトロウ似の美少女が登場してきました。

彼女は10歳のジャッキー・エヴァンコ(ジャッキー・エバンコ | Jackie Evancho)ちゃん。歌は、プッチーニ作曲のオペラ『ジャンニ・スキッキ』の中の「私のお父さん(O mio babbino caro)」。

とにかくすごいのは発声で、10歳の女の子がよくこんな発声を身につけたと思われるほどのもの。低音部分に不安定さが残り、子供で肺活量も少ないので息継ぎをたくさんしなければならないものの、もう大人が歌っているような感じです。

とくに、♪Andrei sul Ponte Vecchio(ヴェッキオ橋へ行くわ)♬ のところはすごく上手で、プロのオペラ歌手のよう。最後は会場全体から割れんばかりのスタンディングオベーションを受けました。

まずは、その衝撃映像をどうぞ。最

あまりにも成熟した歌声なので、ネット上では、彼女は口パクじゃないか、との疑いも出たほど。ちなみに、今年、彼女はカーネギー・ホールに出演予定とのことです。これは女性のソロ歌手では史上最年少だそうです。 それから、彼女、CDも出しています。こちらから飛ぶと、視聴できます。 この先、どうなるか、本当に楽しみです。彼女のホームページ、オフィシャル・ウェブサイトはこちらです。

ところで、この歌、私、大好きなのです。私が史上最高のソプラノの一人と思っているキリ・テ・カナワ(Kiri Te Kanawa)さんの「私のお父さん」もアップしておきます。

一度だけ、サントリーホールでキリ・テ・カナワさんのリサイタルを聞いたことがありましたが、一糸乱れぬ、あまりにも完璧な歌声で、CDがかかっていたんじゃないかと疑ったほど。会場の隅から隅まで、ノーマイクなのに同音量で声が届いておりました。すごかった。

« 2010年7月 | トップページ | 2010年9月 »

Amazon

無料ブログはココログ