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2010年10月の2件の記事

2010/10/24

これから日本で流行する?

当ブログにアクセスする時の検索ワードを見ていたら、最近、「ハムスターのジャズ演奏」という検索ワードが増えてきています。

はれ? この検索ワードには、ワタクシ、見覚えがあります。たしか、昔、当ブログで、このハムスターのジャズ演奏の画像をアップしたことがあるからです。日付は、2009年12月2日と、2009年12月19日でした。もう一度、御覧になりたい方はこちらからどうぞ。

それから約10ヶ月あまり経った今になって、なぜ検索が増えているかと、調べてみたら、どうも、このハムちゃんたちのジャズ演奏の動画が、日本のニコニコ動画で、かなりのアクセス数を得ているらしいことがわかったのです。

なるほど〜

ということで、ワタクシ、一人で勝手に元気いっぱい盛りあがりました。

さて、前にこのブログで紹介した、天才ソプラノ歌手、10歳のジャッキー・エヴァンコちゃんのCDが11月16日に出されることになったのですが、そのCDが、今、アメリカのアマゾンコムで、なんと1位 タイトルは“O Holy Night

これは、ジャッキー本人の弁によると、これまでのアマゾンの予約販売史上、2位の売り上げとのこと。

ちなみに、今日(2010年10月24日)の時点で、スーザン・ボイルさん(略して、スーボ)の2枚目のニュー・アルバムは4位。そして、たしかアマゾンのプリ・オーダー史上1位は、このスーボの1枚目のアルバムのはずです。

この二人、どちらも、大富豪のMr. サイモン・コーウェルがプロデュースした、オーディション番組の出身者。ジャッキーはアメリカの番組アメリカズ・ガット・タレント、スーザン・ボイルはイギリスの番組ブリテンズ・ガット・タレントに出て、どちらも結果が2位。そして、どちらも、サイモンの会社に所属しています。

昨年の紅白歌合戦にスーザン・ボイルさんが来日して歌っているので、もしかすると、今年の紅白にジャッキーが来る、なんてこともあるといいなあ。

2010/10/22

古典と最近の読書 エスの系譜

10月から、東急セミナーBE青葉台校で、『古事記』の中巻を読む講座を担当しています。

『古事記』に対して、私はしばしば、なんともいえないつまらなさというか、「いつも同じ顔をしていて、もう飽きた!」と思う時があります。けれども、こういうセミナーなどで、ほんの少しづつ、じっくりと読み直してみると、また違う発見をしたりするのが不思議です。

それから、毎回の講座の最後に設けている受講生の方からの質問タイムでも、こちらがはっとするような質問を受けることがありますが、古典を読むって、本当におもしろいなあと感じるのは、こういう時。

ところで、東急セミナーBEの青葉台校の講座は、東京外国語大学での授業の後なのですが、多磨から青葉台への移動の合間に、電車の中と喫茶店での読書のひとときがあります。

そこで、今読んでいるのは、岩波書店『思想』編集長・互盛央さんからお送りいただいた、彼の最新刊『エスの系譜』(講談社刊)です。
Photo_3
『エスの系譜』のエス(Es)とは、フロイトが有名にした概念で、「私」といった意識を生みだしたり暗に私たちを動かしているかもしれない「それ」のこと。エスはドイツ語で、ラテン語だとイド(id)、英語でイット(it)です。

互さんは、精神分析学の中のこの重要な用語の系譜を辿りつつ、それが近代国民国家の成立と平行していたという事態を叙述しています。

デカルトを筆頭に、カントやニーチェ、フィヒテ、ラッセル、ウィトゲンシュタイン、ハイデガーといった哲学者たちのエスのみならず、ゲーテ、ランボー、ビスマルク、シュタイナー、ユングといった多様な人々の考えるエスも。

こういう人々の中で、エスはどのように位置づけられていたのでしょうか。まさしく、エスの問題圏について知るには、先ずはこの一冊からという本です。

ところで、私自身はこの本を読みながら、古代インドの「梵我一如」からナーガールジュナ(龍樹)に至る「私」に関する思索の流れと、近代ヨーロッパへの影響について考えていました。

それにしても、互さんは忙しいのに、昨年の『フェルディナン・ド・ソシュール』(作品社刊)に続く、精力的なお仕事を発表されて、本当にすごいですね。

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