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2011/08/12

わたしの道具箱 断裁機

ついに買いました、断裁機。

ちまたでは裁断機と呼ばれておりますが、本当は裁断機でなく断裁機だそうです。

私が購入したのは、サンワの断裁機・ドキュメントカッター。ネット上に出回る他社製品の情報および動画をつきあわせた結果、これがよいかなと思いまして。

さて、裁断機が自宅に到着して、カットラインを示すスイッチを入れるや、まっさきに裁断したのは、すでに品切れとなった自分の本。授業の時に、時々学生に口絵などのコピーを配布する都合で、是非ともPDF化したかったのです。

ドキドキしながら本をカットしてみると、いやはや、とんでもなく簡単に、すぱりと切れるではないですか! 

ちなみに、サンワの断裁機の実演がYouTubeにアップされています。興味のある方は以下を御覧ください。


断裁した自分の本を、以前に当ブログで紹介しましたスキャンスナップでスキャンしました。

こんなふうにして、とにかく、最初の本のPDF化で味を占めた私は、この後、どんどんガンガン、断裁&スキャンのしっぱなし。(これはクセになります!)

で、100冊ほどやってみて、断裁&スキャンに向いている(と思われる)本と、そうでない本があることがわかりました。もちろん、まだ100冊ほどなので、今後、これも断裁&スキャンに向いているという本が出てくるかもしれません。しかし、私の経験がみなさんの参考になるかと思い、一応、現時点での状況を記しておきます。(2017年5月現在、スキャンした本の数は5000冊を超えています。)

私が、断裁&スキャンに向いていると思う本は次の通りです。

(1)過去に読んだことがあり、本の余白にメモなどが残っているが、今となっては読まないだろうと思われる本。だったら、古本屋に売れば、とも思うのだが、メモや傍線を消すのが面倒だったり、何かのきっかけで、その本に言及する可能性があるかもしれないという心配があったりするため、古書店に売ることもできないという本。

(2)通読はよほどのことがない限りあり得ないが、辞書/事典がわりに引く可能性がある叢書・全集の類。(私自身は、このPDF化はまだやっておりませんが、現在計画中です。全集類は今後、全てCD-ROM版で出してくれると検索も便利でありがたいのですけれど、今のところはまだ難しいでしょう)。

(3)(これもまだやっていないけれども)小説やマンガなど。

(4)雑誌。ただし、私が持っているスキャンの機械は、A4までのサイズしか対応しないので、A4より大きい雑誌はA4にカットしなければなりません。それが少々面倒です。

(5)レシピ本の類。料理を作っている最中に、調味料などで本を汚すこともないし、メニューや材料にラインマーカーを引いておくと、検索もできて便利(ただし、このラインマーカーを引く作業がかなり面倒である)。あるいは、ラインマーカーを引かなくても、最初から全文検索可能のPDFを作成することもできます。料理は、PDFをプリントアウトしたのを見て作ってもよし、iPadなどの画面を直接見て作ってもよし。(レシピ本は電子書籍でどんどん出版してもらいたい!)

加えて、公共図書館の本。最近、本を返却する時に、汚したかどうかのチェックが激しいのですが、貸し出しを電子媒体でもおこなえば、本の汚れに対しての心配とチェックの手間は無用となります! 問題は、これが技術的に可能かどうかという点。

次に、断裁&スキャン&PDF化には不向きと思われる本について。

私自身はまだ、PDF化された資料を、パソコンや電子書籍リーダーで読むことに慣れておりません。

慣れてくると、冊子体よりPDF化した資料の方が読みやすいと感じるのかもしれません。いずれにせよ、このような私が、今のところ、PDF化に不向きと思われる本は、次の通り。

(1)本文と脚注が離れている未読の専門書(脚注を読むためだけに、いちいち後ろに行くのは不便なので。不向きなのはあくまでも未読のもので、読んだことがあるものなら、PDF化はOKだと思います。電子書籍の場合は、同一のページに本文と脚注があった方が読みやすい。)

(2)貴重書(断裁した本は、基本的に捨てることになるわけですが、貴重書はそもそも断裁自体が不遜である! 私の場合で言えば、明治初期の本などは、ちょっとできません。この場合は断裁してまとめてスキャンするのではなく、1ページ、1ページを個々別々にスキャンする必要があります。)

ちなみに、気になったので、旧漢字などで書かれた本をPDF化して検索できるかどうか、いきなり断裁せず、コピーを取って実験的にやってみました。その結果、あまり正確にできないことが分かりました。旧漢字で書かれた書物のPDF化はまだまだ先になりそうです。

と、まぁ、私の断裁&スキャン&PDF化の経験は、今のところ、こんな感じでしょうか。

いずれにせよ、書類のPDF化、ならびに電子書籍は、そう遠くない未来に主流となってくるだろうと思います。この変化をどう受け止め、この現実にどう対応すべきなのか、試行錯誤しながら、時折考え込みながら、作業を進めています。

みなさまの参考になれば、うれしいです。

ところで、私は複数の断裁機を購入して、使い勝手を試してみました。

その中で、サンワのドキュメントカッター以外の断裁機で、特におすすめなのは、DURODEX 自炊断裁機ブラック200DXです。

使わないときの断裁機は、ほんとうに大きいので邪魔になります。

床に置いていると足をぶつけそうですし、かといってテーブルの上ではインテリアとしては今ひとつ。

収納のことを考えて、購入をためらっている人もいるかもしれません。

そんな人にピッタリなのが、DURODEX 自炊断裁機ブラック200DX です。

なんといっても、使わないときに、折りたたんで縦置きにして、しまっておけるのが便利。

私の場合は、分厚い書籍の断裁がほとんどなので、この断裁機は今では使用していませんが、資料や厚くない本の断裁の時には大活躍しました。

あまり厚くない雑誌や本の断裁が目的で、その数が数百冊ぐらいなら、これ一台でまにあいます。

※半年ほど使用した後の、サンワのドキュメントカッターの情報を書いておきます。
このサンワの断裁機、どうも電気のスイッチに問題があるようです。最初、購入したばかりの断裁機は、カット位置 を示すライトがついたりつかなかったりしたので、すぐに交換してもらいました。ところが、次に送られてきた製品も、半年ほどの使用で、やはりライトがつかなくなりました。
現在では、パナソニックのペンダントスイッチをつないで使用しております。私の購入したものだけに問題が発生したのかもしれませんが、切れ味が良いだけにちょっと残念な気がします。
※2014年にもう一台同じ断裁機を購入しました。

新しく購入したサンワのドキュメントカッターは、どうやら電気のスイッチが改良されたらしく、2年ほど使っていますが問題がありません。

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