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2012年3月の3件の記事

2012/03/24

報告 取材旅行

行ってきました取材旅行。

1日目には、鹿児島県の霧島神社と宮崎県の霧島東神社。
2日目と3日目には高千穂町をまわってきました。

この旅行は、東京書籍から出版予定の監修本のための補充調査なのです。

1日目の霧島東神社は、無人駅からタクシーを予約して行かなければならないほどの場所。

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ちまたでは、パワー・スポットとしても名高いとのこと。せっかくやってきたのだからと、おみくじを、連れの編集者のすすめで引いてみました。

「吉、運気盛んにして何ごとも成功します」とのお告げ! うふ

1日目の夜は、都城市で宿泊。しかし夜には、編集者から手渡された原稿のチェックが、しっかりと待っておりました。

2日目は朝六時半に起床。そして次の目的地である神話の町、高千穂町に向かいました。

高千穂では、天岩戸神社や高千穂神社、国見ヶ丘など神話に関係する場所を見て回ったのですが、ここでも、せっかく高千穂に来たのだから、高千穂峡でボートに乗ろうということになりました。親切なタクシーの運転手さんが漕ぐボートにのり、高千穂景観を存分に楽しめたのはラッキーでした。

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なぜか、私たちのボートの先を鴨がすいすいと泳いでおりました。

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ところがその後、八百万(やおよろず)の神々が、アマテラスを岩戸から引き出す相談をした、天安河原(あまのやすかわら)だという場所を訪れました。

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すると、根っからの東京育ちの編集者は、「コワイですね〜。。。ぞくぞくします〜。。夜だと私、一人では歩けませ〜ん。。。」と(真面目な話ですが)ブルブル震えることに。

たしかに、他の場所に較べると、ここは賽の河原といった趣で、ちょっと異様なおどろおどろしさが漂っておりました。東北だったら恐山という感じでしょうか。

さてさて、夕食です。こちらは高千穂にやってきたならこれしかないという、まぼろしの高千穂牛に舌鼓。地元の方によると、この牛は日本一とのこと。これはこれはと写真をとってきました。(ちなみに、ステーキ代は自腹です。あと、右端にもう1切れあったのですが、私が写真のことをすっかり忘れて食べてしまったので、欠けてます。)高千穂に行かれた際にはぜひどうぞ。

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夕食の後は、高千穂神社の境内で、夜神楽の観劇とあいなりました。

子供を含む百人ほどの観客が、イザナキとイザナミの卑猥な所作など、神々の舞(まい)に見入っておりました。

載せた写真は、天の石屋戸を開けた力持ちの神タジカラオです。

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そんなこんなで、取材旅行を終えた私。同行者の石川明里さんのおかげで、いろいろと興味深い経験ができました。

ちなみに、石川さんは編集プロダクション(株)ユークラフトの若手編集者ですが、ライターでもあります。学生時代には、同人誌を作っていたとのこと。聞くところでは、コミックマーケットに出かけて、漫画家の発掘をおこなっているそうです。

石川さん編集の最新刊『恋する文豪』をいただきましたので、掲載いたします。

出版されて一ヶ月ですでに増刷とのことです。 すごいですね。

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ところで、このところのスピリチュアルやパワースポット・ブームの影響で、旅の途中、とくに若者の姿が目についたのには、本当にビックリ。

地元の人に伺ったところ、「確かに、このところお年の方よりも、若者たちがやってきますね。」とのこと。

スピリチュアリストの方々も、ひょんなところで日本の経済を牽引しているのかと、不思議な気分になりました。

この調査をもとにして、これからどのような本が出来上がるのか、楽しみですが、形になってきましたら、皆様にもお知らせ致します。もうしばらくお待ちください。

2012/03/17

今日は……

現在引き受けている2冊の監修本のうち、1冊目の進行状況が谷間の小休止となったため、今日は本当に久しぶりに何の予定もない日になりました。

雨なので外出を控えて、購入したきり、あまり触っていなかった(世間からすっかり取り残された感のある) iPad 2 の使い方を覚えようと、いろいろといじっていたところ、玄関のチャイムが鳴る音が……。

ドアを開けてみると、やってきたのは、2冊目の監修本の初校。

2冊が同時に来なくて良かった〜と思いつつ、初校をめくってみると、かわいいクマの絵が!

そう、今回監修する本は、児童書なんです。

私自身、その昔、児童書のお世話になり、ずっと何かの形で恩返しがしたいなあと思っていたので、PHP研究所から、このお話をいただいた時にはとても嬉しかったのです。

けれども、私もそれこそ、何度も何度もくりかえして本を読み、ついには暗記してしまった記憶があるので、記載ミスだけはやってはいけないと、かなり慎重になってもいます。

しばらくは休めそうもありませんが、いずれにせよ、やりがいある仕事であることは間違いありません。

2012/03/10

クマが……

出ました。クマが! 

目の下に。

さまざまな仕事と行事が一気に重なってしまって、睡眠不足が続いています。

いつもなら、ハードスケジュールでも、どこかに何か面白いものを見つけることができるのに、ここ数日は、そんな些細な余裕もなくなってしまいました。2月にやるはずだった仕事の大半が3月にずれこみ、本の監修のための調査旅行もあるというのに、今からこんなことで、3月後半はどうなるの?

でも、そういう中にあって、自分なりに「なるほど」と思ったことがありました。

もうすぐ頼まれていた書評を書き終えることができそうなのですが、普段の生活で悩んでいたり、悲しかったり、怒っていたり、反対にものすごーく嬉しかったり、楽しかったり、……というように、心が波打っていると、(当然すぎるほど当然ではありますが)文章って書けないものなのだということ。

文章を書く時だけは、そういうものを一切忘れないといけないということ。これはたぶん論文や書評や学術的な書籍などの場合で、小説やエッセイなど、自分の感情に素直になって書く場合とは異なると思います。

というのも、私は、大事にしていた思い出に関するエッセイを、それこそ号泣しながら書き上げたことがあるからです。そして、そのエッセイに対して、思いがけずに、本当にいろいろな方が好意的な感想を寄せて下さった時、泣きながら文章を書いてもいいんだと思ったこともあります。

しかし、書評のような文章を書く時は、やはり思考を日常生活から切り離す必要があるようです。

こういうことを書いていると、もうお亡くなりになられた西郷信綱先生のご自宅に、山口昌男先生に連れて行っていただいた時のことが思い出されます。

その時、89歳だった西郷先生は、「ボクの家に来た人みんなに言っていることだけれども」という前書きをつけられた後に、私に「あのね、文章というものはね、毎日書かなければいけないよ。たとえ1字でもいいから」とおっしゃったのです。

今考えると、西郷先生は、日常生活の一切を忘れて、執筆に没頭することの大切さを教えてくださったのだと思います。(ちなみに、このセリフの後に、「そうはいっても、学術書の場合、本を読まなきゃいけないから、なかなか毎日書くのは難しいんだけどね」ともおっしゃっておいででした。)

西郷先生の教えがなかなか守れない私ですが、文章、とくに学術的な文章を書く時には、西郷先生の言葉を思い出します。

さらにいうと、この後、西郷先生は「野菜を食え! 野菜が寿命を伸ばす」ともおっしゃっておられました。大学を退職された後に筆一本で食べるために、経済的に逼迫した時に備えて、ご自分で畑を耕され、野菜を作っていらっしゃいました。

それから「ふくらはぎを揉め」とも。テレビを見ていたら、ふくらはぎは第二の心臓と紹介されていたからだそうです。

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