突然、爆発的! ハーレム・シェイク
今日驚いたのは、アメリカの音楽チャート・ビルボードで、いきなり第1位を獲得した曲があったことです。
ここ数年、アメリカのポップ・カルチャーの動向を探るために、アメリカの音楽チャートを見るようにしているのですが、アメリカでは、いきなり1位を取るのではなく、じわじわと下から上がってきて1位を取る傾向が強いのです。
そういう状況下で、いきなり第1位を獲得! しかも、「え? なんでこんな曲が、、、?」というようなもの。
これはきっと何かあるにちがいないと思い、早速調べてみたところ、YouTube発の爆発的現象であることがわかりました。
まず、曲はバウアー(Baauer)の「ハーレム・シェイク(ミーム)」。この曲に合わせて、1人が踊ると、数十秒後にみんなが感染して踊り出すという映像が、この2月にちまたで、とにかくたくさん作られて、YouTube上にアップされたようです。たとえば、以下のようなものです。
曲自体の発売は、去年の5月のようですが、iTuneやCDが売れたのはYouTubeがきっかけ。そして、ビルボード1位となったようです。(2013年2月24日現在、アメリカのiTuneで、ハーレム・シェイクが1位です。)
ところで、私が見るところ、この現象には下敷きとなる現象があったように思います。
1つは、アヴィーチー(Avicii)のlevelsという曲のミュージック・ビデオ。1人がダンス菌に感染すると、どんどん周囲に伝染していく様子が描かれています。
感染・伝染というのが、この現象を読み解くキーワードの1つかもしれません。
もう1つは、エル・エム・エフ・エー・オー(LMFAO)の大ヒット曲、「パーティー・ロック・アンセム」。ダンスの集団の中に出てくるかぶりものが、強烈な印象を残しています。
かぶりもの(顔を隠す=匿名性)というのも、この現象を象徴するキーワードかもしれません。
もう1つ、ダンスがゆるいということ。マイケル・ジャクソンのようなキレのある神業的なダンスではなくて、誰でもできるようなダンス、ダンスというより体をシェイクさせることに近いようなダンス、これが今回の現象の特徴のようです。
この後、どうなるのか、興味津々です。
なお、バウアーのホームページに、他の映像もアップされています。興味のある方はこちらから飛んで、「Check out the Videos!」をクリックしてください。
« 手軽に、3D | トップページ | 『袋草紙』をめぐって 3 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 【増刷のお知らせ】『神々を知ればもっと面白い! ギリシャ神話の教科書』(ナツメ社刊)、9刷となりました~!!(2026.04.13)
- 3/28(土)10:00- オンライン公開講座に登壇します!(2026.03.26)
- 2026年 謹賀新年(2026.01.02)
- 【増刷のお知らせ】『神々を知ればもっと面白い! ギリシャ神話の教科書』(ナツメ社)(2025.08.08)
- 酷暑の一コマ(『誹風 柳多留(はいふう やなぎだる)』じたて)(2025.07.02)



















