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2013/02/20

『袋草紙』をめぐって 2

昨日、ある和歌の出典が、『角川古語大辞典』によれば『袋草紙 上』となっている一方、小学館の『古語大辞典』によれば『袋草紙 巻四』となっていて、記載にバラツキがあることを書きました。

昨日の段階では、鷗外文庫所蔵の『袋草紙』(貞享2年版)を実際に見て、それが、乾坤(けんこん)の2部構成になっていて、乾に巻一と巻二が、坤に巻三と巻四が所収されていることを確認。一応、小学館版が正しいとなったわけです。

が、実は、私のもやもやは晴れませんでした。

なぜかというと、「乾坤」の分類が今で言うというところの「上下」だったとすると、巻四は「坤」、つまり「下」に属さないといけないわけです。

それなのに、なぜ『角川古語大辞典』は、『袋草紙』の「下」ではなく、「上」が出典だとしているのか? この点は不明のままです。

昨日、「このくらいにしとこっと」と宣言したにもかかわらず、やはり気になる『袋草紙』。

もやもやしているくらいなら、いっそ思い切って調べてしまえと、今日は、新編日本古典文学大系(岩波書店)の『袋草紙』を見てみたのです。

そうしたら、これが、ビンゴ

新編大系の『袋草紙』は、「乾坤」でなく、「上下」で分類されていました。

どういうことか、というと。。。(to be continued)

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