『袋草紙』をめぐって 2
昨日、ある和歌の出典が、『角川古語大辞典』によれば『袋草紙 上』となっている一方、小学館の『古語大辞典』によれば『袋草紙 巻四』となっていて、記載にバラツキがあることを書きました。
昨日の段階では、鷗外文庫所蔵の『袋草紙』(貞享2年版)を実際に見て、それが、乾坤(けんこん)の2部構成になっていて、乾に巻一と巻二が、坤に巻三と巻四が所収されていることを確認。一応、小学館版が正しいとなったわけです。
が、実は、私のもやもやは晴れませんでした。
なぜかというと、「乾坤」の分類が今で言うというところの「上下」だったとすると、巻四は「坤」、つまり「下」に属さないといけないわけです。
それなのに、なぜ『角川古語大辞典』は、『袋草紙』の「下」ではなく、「上」が出典だとしているのか? この点は不明のままです。
昨日、「このくらいにしとこっと」と宣言したにもかかわらず、やはり気になる『袋草紙』。
もやもやしているくらいなら、いっそ思い切って調べてしまえと、今日は、新編日本古典文学大系(岩波書店)の『袋草紙』を見てみたのです。
そうしたら、これが、ビンゴ![]()
新編大系の『袋草紙』は、「乾坤」でなく、「上下」で分類されていました。
どういうことか、というと。。。(to be continued)
« 『袋草紙』をめぐって | トップページ | 手軽に、3D »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 【増刷のお知らせ】『神々を知ればもっと面白い! ギリシャ神話の教科書』(ナツメ社刊)、9刷となりました~!!(2026.04.13)
- 3/28(土)10:00- オンライン公開講座に登壇します!(2026.03.26)
- 2026年 謹賀新年(2026.01.02)
- 【増刷のお知らせ】『神々を知ればもっと面白い! ギリシャ神話の教科書』(ナツメ社)(2025.08.08)
- 酷暑の一コマ(『誹風 柳多留(はいふう やなぎだる)』じたて)(2025.07.02)



















