« ヘルメスの羽をつけた山口昌男 | トップページ | NHKワンセグ番組の監修をしました »

2013/03/18

東京ラプソディ

昨日は、ラピュタ阿佐ヶ谷で、1936(昭和11)年の映画『東京ラプソディ』を見てきました。

主演は同名の大ヒット曲を歌った、かの藤山一郎です。

この作品は最初に歌の大ヒットがあり、その後で、映画を制作したというもの。

一種のミュージカルで、なぜか最後に感動してしまいます。

歌詞の中に、東京の地名(銀座、神田、浅草、新宿)が出てくるのですが、映画の中でも、1930年代半ばの東京の風景が映し出されていました。とくにお茶の水の駅の周辺は、今とあまり変わっていないことにも心を動かされました。

それから、『東京ラプソディ』の歌詞の中に、「ダンサー」という言葉が出てきます。

現在の私たちが『東京ラプソディ』の歌を聴いただけでは、舞台の上で踊りを踊っている女性なのかなと思ってしまいますが、映画を見ていると、どうも違っているようでした。

そこで、自宅に帰ってから、いろいろと辞書を調べてみますと、さすがニッコク(日本国語大辞典)、次のように説明をしていました。

ダンサー

(1)ダンスホールで、客の相手をして踊ることを職業とする人。多くは女性。

(2)西洋式の舞踊(バレエを除く)を舞台などで踊ることを職業とする人。舞踊家。

この映画を見てわかったのは、この当時の日本には上記の(1)の人々がいたということ。そして、このことが、『東京ラプソディ』という歌の一節にあらわれていたということ。

風俗の考察をする上でも、価値ある作品です。

以下は、藤山一郎の歌う『東京ラプソディ』で、映画ではありません。

« ヘルメスの羽をつけた山口昌男 | トップページ | NHKワンセグ番組の監修をしました »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

Amazon

無料ブログはココログ