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2014年4月の2件の記事

2014/04/29

『猫』が電子化されます

光文社さんより連絡をいただき、このたび、『猫はなぜ絞首台に登ったか』が電子書籍化されることになりました~!

この本については、私はそもそも電子化されるとは思っていなかったので、本当にびっくりしました。

書類で連絡をいただいた時には、『猫』の話だとは気づかなかったほど。

前々から、少々手直しがしたいなあと思っていた箇所があったので、現在、訂正を入れている最中です。

(それと、昨年行った東京大学仏教青年会での講演原稿の校正も。どうして、仕事って、時期が重なるのでしょう。不思議です。)

『猫』が電子化されましたら、またこのブログで報告いたします。

ところで、最近の私はといえば、少しずつですが、以前の落ち着きを取り戻しつつあります。

実は、このブログで書くのははじめてなのですが、ここ2、3年、私は精神的ストレスが原因で、免疫力低下によるさまざまな症状(繰り返しの風邪ひき、湿疹、蕁麻疹etc)に悩んでいました。暑い時も寒い時も、マスクが手放せないのです。

しかし、それが最近ようやく改善しつつあります。

改善のしかたに興味のある方もいらっしゃるでしょうから書いておきますと、心の探究です。

心の探究とは、『大人のための仏教童話』の中に、ちらっと書いておりますが、神話学の研究を進めるにあたって必要だった精神分析などの手法を、自分流に応用したものです。

今年度、いくつかの大学の授業で、神話学に関連するフロイト、ユング等の話をするのですが、神話だけでなく、私自身の事例を交えた、このあたりの内容を、どこかで書籍化できたらいいなと思っています。

2014/04/01

新学期が始まりました

4月1日、新学期が始まりました!

前にも書いたのですが、非常勤先の都留文科大学で担当している、新1年生が受講する「基礎演習」で、毎年何をテキストにしようか、非常に迷います。

今年度も何を読むか、非常に迷ったのですが、結局、阿部謹也の『西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で』にしました。

内容的には、大学1年生には、いろいろな意味で刺激的すぎるかな~とも思ったのですが、やはり歴史を見る上でも、現代社会を見る上でも、いったんは、自分の持っている価値観の相対化をはかっておくべきではないかと思い、決定した次第です。

現在は、このテキストに関係する参考書を読解している最中なのですが、これがなかなかに楽しい!

山口昌男先生は、怒濤のスピードで本を読む方だったのですが、私は、本を速く読めるタイプではないため(情けないことに本の執筆も例外ではない)、なかなか進まないことに若干イライラしたりもします。

ゆっくり読んでいると、変なところが気になり、そこを調べたりして、脇道に逸れ、ただでさえ、読書スピードが遅いのに、また読了が延期になる……、という読書法なのです。

けれども、この道草読書が楽しくて、やめられない。

それに、道草読書を必要とする本に出会えるのも、めったにない経験だということに最近気づきました。たいていの本は、道草読書の必要がないのですね。

ということで、授業が始まるまでの間、締め切りに追われるような気分の中で、のんびりと道草の醍醐味を味わっております。

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