新学期が始まりました
4月1日、新学期が始まりました!
前にも書いたのですが、非常勤先の都留文科大学で担当している、新1年生が受講する「基礎演習」で、毎年何をテキストにしようか、非常に迷います。
今年度も何を読むか、非常に迷ったのですが、結局、阿部謹也の『西洋中世の男と女―聖性の呪縛の下で』にしました。
内容的には、大学1年生には、いろいろな意味で刺激的すぎるかな~とも思ったのですが、やはり歴史を見る上でも、現代社会を見る上でも、いったんは、自分の持っている価値観の相対化をはかっておくべきではないかと思い、決定した次第です。
現在は、このテキストに関係する参考書を読解している最中なのですが、これがなかなかに楽しい!
山口昌男先生は、怒濤のスピードで本を読む方だったのですが、私は、本を速く読めるタイプではないため(情けないことに本の執筆も例外ではない)、なかなか進まないことに若干イライラしたりもします。
ゆっくり読んでいると、変なところが気になり、そこを調べたりして、脇道に逸れ、ただでさえ、読書スピードが遅いのに、また読了が延期になる……、という読書法なのです。
けれども、この道草読書が楽しくて、やめられない。
それに、道草読書を必要とする本に出会えるのも、めったにない経験だということに最近気づきました。たいていの本は、道草読書の必要がないのですね。
ということで、授業が始まるまでの間、締め切りに追われるような気分の中で、のんびりと道草の醍醐味を味わっております。
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