フォスコ・マライーニの海女の写真
これもまた、『芸術新潮』の田中樹里さん、伊熊泰子さんに教えていただいた情報なのですが、イタリア文化会館で2015年6月30日まで開催されているフォスコ・マライーニ写真展「魅惑の海女たち」を見に行ってきました。
知っている方もいらっしゃるでしょうが、フォスコ・マライーニ(1912-2004)は、イタリアの人類学者で、日本のアイヌ研究や海女の調査を行い、その様子を写真に収めています。
会場に行くと、海女を中心とした彼の写真30点ほどが並べられ、マライーニを特集した日本のテレビ番組が流れていて、どれも興味深かったです。
以前、私は『思想』で、雑誌『平凡』に掲載されていた、海女と芸能界のスタア(若かりし時の高島忠夫さん)が一緒に写っているグラビアの分析をしたことがあるのですが、よく考えてみると、海女との関係はそれだけではなくて、もう亡くなった私の伯母が若いときに海女をしていたのでした。
裸の海女を直接見たことはないものの、上記のチラシに写っている漁師の網も、マライーニが撮影した海女が海中にもぐっている風景も、なんとなく、なつかしい感じがしました。
フォスコ・マライーニ展、あと数日で終了してしまいます。興味のある方はどうぞ。
*ちなみに、マライーニは、日本の山伏の写真も撮っています。彼の山伏の写真が、仏教シャーマンとして、ジョーン・ハリファクス『シャーマン』(平凡社)のp88で紹介されているのを見つけました。彼の撮った写真は、今となってはとても貴重だと思います。
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