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2015年7月の5件の記事

2015/07/27

ユージン・オニール『詩人かたぎ』とアリ・ペッカ・ラッティ『アイロハシュ―太陽の息子』

過日、俳優座でユージン・オニール作の『詩人かたぎ』、シアターX(カイ)で、アリ・ペッカ・ラッティ作の『アイロハシュ―太陽の息子』を見てきました。

『詩人かたぎ』の方は本邦初訳・初上演。

Photo

『アイロハシュ』はフィンランド語とサーミ語による上演(日本語字幕つき)

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ともにたいへんめずらしい作品でした。

とくに、『アイロハシュ』の方は、古い世界の価値観と大地との結びつきを意識した振り付けがすばらしかったです。

ちなみに、アイロハシュはサーミ人の芸術家、詩人。

アイロハシュというのはサーミ語で、これをフィンランド語にすると、ニルス=アスラク・ヴァルケアペー。

アイロハシュ、あるいはヴァルケアペーは、1994年のノルウェーのリレハンメルオリンピックの開会式で国際的に有名になったのだそうです(今回演劇を見て、初めてそのことを知りました)。

以下、ホンモノのアイロハシュの開会式での歌声です。最初の方をご覧ください。

2015/07/24

大塚ひかりさんとの対談

本日、『芸術新潮』誌の企画で、エッセイスト・大塚ひかりさんとの対談を行ってまいりました。

大塚さんとは初めてお会いしたのですが、ありがたくも拙著『クソマルの神話学』を「愛読書です」とおっしゃっていただきました。

対談早々、大塚さんの口から飛び出した「××××」の4文字(どんな内容かは雑誌をご覧ください。が、果たして載るのでしょうか)が、雰囲気を一気に明るいものへ。

話を進めてみると、大塚さんも、私も、期せずして現代のタブーに触れてしまったりして、興味関心だけでなく、同じような経験をしていたことがわかり、たいへん楽しく、面白い対談でした。

雑誌が出る頃になりましたら、またこのブログでお知らせいたします。

大塚さんの御著書は多数で、今更ではありますが、私がサインをいただいた、新潮社から出版されている『本当はひどかった昔の日本: 古典文学で知るしたたかな日本人』を、ここで紹介いたします。

 

2015/07/08

『学習ポケット図鑑 星座の伝説図鑑』が届きました

Photo 2012年7月にPHP研究所より、『星座の伝説大図鑑』を刊行いたしましたが、このたび、ポケット版『星座の伝説図鑑』が刊行されることになり、本日、私の手元に見本が届きました~!

ポケット版というお話をいただいたので、私自身は長らく文庫サイズを想像していたのですが、実際に手に取ってみたら、ナルホド、これがポケット版!

持ち運びにたいへん便利なので、車で星を見に行くときにもぴったり(梅雨明けの夜空を期待したいですね)。

しかし、そうでない時にもぴったり。星座にまつわる神話・伝説をイラストつきで、非常に簡潔にまとめてあります。

ちなみに、表紙のイラストは白鳥座の神話をイメージしています。

女性はスパルタ王の妃レダで、白鳥はなんとギリシア神話の最高神ゼウスが化けたものです。

この本、当面はセブンイレブンのみで発売されるようです。

もしセブンイレブンで見かけることがありましたら、お手に取ってみていただけるとうれしいです。

2015/07/05

河鍋暁斎の展覧会

過日、『芸術新潮』誌の河鍋暁斎特集についてコメントしましたが、__1 本日、自宅近くの区立図書館で、河鍋暁斎展のチラシをゲットしました!

前期と後期で作品を入れ替えるそうです。

前期は8月2日まで、後期は8月4日から9月6日までだそうで、前期終了まで、まだまだ時間があります。

興味のある方は是非どうぞ。公式ホームページへはコチラからアクセスしてください。

2015/07/04

バーナード・ショー『カンディダ』を見てきました

バーナード・ショーの戯曲『カンディダ』。

これまでに見たことがない戯曲であることと、いつも楽しみに見ている「イプセンを上演する会」の公演だったこともあって、本日、雨の中、見に行ってきました。

カンディダは30歳過ぎの美しくて、純粋そうな人妻。

夫は演説がうまく、社会主義的な思想を持つ牧師。

そして、18歳の詩人の青年が彼女に恋心を抱き、それを夫である牧師にうちあけるところから物語が動き出します。

そして、最後に、彼女は牧師の夫か、詩人の青年かを選ぶことになって……。

という、いわゆるメロドラマ的な要素のある話だったわけですが、バーナード・ショーの描く主人公カンディダの性格に、少し不統一なところがあるのが、私としては気になりました。

カンディダのお父さんという人は、儲けを重視している商売人で、カンディダの夫である牧師との折り合いがあまり良くないのですが、彼女は、そんな世俗的な父に育てられた娘とは思えないほど内省的な、牧師の妻として充分な責任を果たすことのできる落ち着いた性格を持っていたからです。

この作品で描かれていることが何だったのか、いまだ疑問として残っていますが、やはりこれは見て良かったと思います。

ちなみに、「イプセンを上演する会」は名前の通り、イプセンの作品を中心に上演している劇団です。

定期的にイプセンの戯曲を上演していますので、イプセンに興味のある方、しばらく通うと、かなりのイプセンの作品を見ることができて、おすすめです。

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