最近のはやり
風邪がはやっているみたいですね。
はやり、と聞けばナニ、ナニと首をつっこみたがる私も、当然といえば当然のことながら、風邪をひきました。
今回の風邪は熱はほとんどないのに、なぜだか体がだるく、咳と鼻水が出、十時間以上も眠り続け、なにしろ肩がひどく痛い。
それは肩こりだろ!と自分でもつっこみを入れたのですが、なぜか風邪がよくなってくると、肩こりも消えていったのでした。
体の節々が痛くなった風邪は体験しましたが、肩こりは初めて。
肩こりの風邪ってあるんですね。。。
さて、このしつっこく長引く風邪のさなか、もう1つの私のはやりとしては、頻繁に銀座通いをしていること、でしょうか。
銀座といっても、銀ぶらするわけでも、三つ星レストランに行くわけでも、ナイトクラブでお姉さんたちをはべらすわけでもなく、わきめもふらず、目指すは東劇。
今、ライブビューイング10周年を記念して、これまでの作品のいくつかをアンコール上映してくれているので、ただひたすら、メトロポリタンオペラのライブビューイングのアンコール上映のうち、未見の作品を見に行っているんです。
まずは量をこなさないと思い、お金の許すかぎり、見ていない作品を見まくっているのですが、自分でも予想していなかったのでびっくりしたことに、オペラ(『ラ・ボエーム』)を見て、感動して泣いたんです!
たしか、私の記憶では、映画『プリティ・ウーマン』で、ジュリア・ロバーツ演じる娼婦の女の子が、リチャード・ギア演じる富豪の男性の数日限りの恋人になるのですが、ギアが彼女をオペラに誘うと、彼女は感動して泣いたシーンがあったような。。。
とにかく、
いやー、ええぞ、オペラは。
という気に、いっきにさせられました。
ちなみに、私の研究との関係でいえば、たとえば、モーツァルトの『魔笛』やロッシーニの『湖上の美人』など、いろいろなオペラの中に、神話や伝説を素材にしたものがあります。
そもそも、この鑑賞の目的は、オペラの中の神話的思考を探るためなのです。
一方、この乱読ならぬ乱鑑賞によって、一見すると、神話伝説がモチーフでないような作品の中にも、「愛の神様」がよく出てくるということにも気づきました。
キリスト教のGodと、この愛の神様はどういう関係にあるのか。
などなど、追究したら面白そうなテーマがたくさん。
ちなみに、10周年を記念して、「あなたが選ぶベストワン」の投票を行ったところ、なんと、1位は、「カルメン」。
そう言われて、「カルメン」を見直したのですが、なんてったって、流れる音楽はどれをとっても聞いたことのあるものばかりだし、それ以上に、詰め込まれている要素は文化史的に重層的だし、たしかに「カルメン」は面白いかもと思った次第です。
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