三島由紀夫『近代能楽集』とヴェルディ『イル・トロヴァトーレ』
少しずつ、寒くなってきました。
秋ですね~![]()
「××の秋」といって何を思い浮かべるかといえば、食欲の秋
とか、読書の秋
とか、スポーツの秋
などが挙がってくるでしょうが、今年の私はしつこく「芸術の秋」![]()
前回のエントリ以降は、三島由紀夫作『近代能楽集』から「班女」「葵の上」「道成寺」の舞台や、MET(メトロポリタン・オペラ)のライブビューイングで、ヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』、それから森美術館で現在開催している『村上隆の五百羅漢図展」などを見ておりました。
いやー、本当にどれも良かったです。
長くなるので、まずは『近代能楽集』と『イル・トロヴァトーレ』のコメントから。
J-Theaterによる『近代能楽集』の舞台は、途中、電話のなるシーンで電話が鳴らないというアクシデントに見舞われたのに、驚きました。
私もわりと長い間、演劇を見てきたのですが、途中で、最初からやり直した舞台は初めてでした。
しかし、そのアクシデントを物ともせずに最後まで演じきった出演者のみなさんは、本当に実力者ぞろいで、見終わった後に充実感がありました。
ちなみに、かつて私は『思想』2008年9月号で、三島由紀夫の作品や言説も交えた昭和の時代の分析をしたことがあります。
今回見た「道成寺」には、その時の分析が的外れでなかったと思わせる箇所があり、見て良かったと思いました。
次に、ヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』。
ヴェルディの作品は、どちらかというと、内容よりは音楽がいいのです。
すでに『イル・トロヴァトーレ』に親しんでいる私も、今回はアンナ・ネトレプコが出ると聞いて、見に行ってしまいました。
それで、やはりネトレプコはすごかったです。女王の貫禄![]()
と書いても、何がすごいのか不明、という方もいらっしゃると思います。
そういう方はこちらをどうぞ。ネトレプコのリハーサル風景が見られます。
村上隆展のコメントは次回です。
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