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2015年12月の6件の記事

2015/12/30

よいお年を!

2015年も暮れようとしています。

このブログにおいでくださったみなさま、ありがとうございました。

心から感謝いたします。

私にとって今年は、知識の面でも、人間関係の面でも、これまでになく新しいことを学んだ年でした。

来年にはなんと、年女になる私

これまでの状況に変化をもたらすことができるように、それから、できる限り多くの人のためになることができるように、努力したいと思います。

良いお年を!

2015/12/29

谷川渥『幻想の花園』とミースのファーンズワース邸

今日は本についてコメントしたいと思います。

少し前の話になってしまうのですけれども、東京書籍の藤田六郎さんより、ご本をいくつか頂戴いたしました。

『神々のからさわぎ』日本神話編と世界の神話編でご一緒して以来、ときおり藤田さんには、お知恵を拝借しています。

藤田さんはロンドン大学で美術史を専攻されていた方なので、美術・建築関係の書籍を編集されることが多いのです。

私も、美術は専門でないものの、実はその昔、水墨画や仮名書道を習っていて、自著の中に、できる限りビジュアルを取り入れたいなあとひそかに思っていたりするので、美術には何かと御縁があります。

美術作品を見ているとおもしろいので、本格的に勉強すればよかったと思うこともたびたびあります。

そのため、藤田さんからいただいたご本がたいへん興味深かったのですが、中でも、谷川渥氏の『幻想の花園 図説美学特殊講義』は、さまざまな言説の中にある「花」の描写を、西洋と日本の絵画とともに味わう形式になっていて、力作と思いました。

それと、もうひとつ、私が興味深かったのは、後藤武氏の『ファーンズワース邸/ミース・ファン・デル・ローエ』

ミースが建てたファーンズワース邸とは、空中に浮かんでいるように見える総ガラス張りの,一見たいへんモダンな、しかしよく見ると、原始の小屋のようなワンルームのこと。

ガラス張りのため、部屋と外の自然との区別がほとんどつかない、日射しも、雨も、風も、夜の暗さも、夏の虫も、とにかくほとんどまるごと受けとめるしかないような部屋なのです。

まるで公園の中の休憩所のような。

上記の本は、このあたりの事情を、建築と自然の関係から描いています。

2015/12/24

今年も懲りずに、サンタ追跡!

過去に、このブログで何回かお伝えしているのですが、今年も、ノーラッド(北アメリカ航空宇宙防衛司令部)がサンタの追跡を行い、その模様を中継してくれます。

私も毎年楽しみにしていますが、初めてこのブログにいらっしゃった方もいると思いますので、お知らせしておきます。ご興味があれば、こちらからどうぞ。

クリスマスって、不思議ですね。なんとなくあたたかな、良い気分になります。

みなさま、よいクリスマスをお過ごしください

2015/12/20

今年はインプットの年でした

年末ですね。

最近、「ブログを見てますよ」と言ってくださる方が増え、「うわー、がんばって書かなきゃ」と思い直しています。

さてさて、今年後半から始まった、怒濤の演劇・ライブビューイング・映画鑑賞も、昨日でようやく一区切りを迎えました。

METの『タンホイザー』の後、何を見たか一応書いておきますと、

シェイクスピア原作の『ロミオとジュリエット』(シェイクスピア・シアター)

メルヴィル原作の『白鯨』(文学座)

ラジヴ・ジョセフの『バグダット動物園のベンガルタイガー』

ほぼこれで、今年の舞台鑑賞は終わったという感じなのですが、ふりかえってみると、今年はとにかくかなりの数の鑑賞をこなしました。

連続して見ていると、不思議なことに、記憶に残るものと残らないものとが出てくるのに気づきます。

それで、記憶に残るのはどういうものかというと、ものすごーく良かったか、ものすごーく悪かったかのどちらか。

中途半端(普通)はだめなのですね。

昔、ラーメンの達人が、弟子のつくったラーメンを試食して、「おまえのつくるラーメンはまずくはないが、可でも不可でもない。人々の記憶に残るラーメンを作るには、ものすごくうまいか、まずいかのどちらかだ」とコメントしていたテレビ番組を見たことはありますが、「まさにそのコメント通り!」を実感していて、今年はものすごーく良かったものと、ものすごーく悪かったものを見た年でした。

つまり、今年は記憶に残る作品を見た年ということになります。

来年は、このインプットしたものをアウトプットしていきたいなと思っています。

2015/12/10

孔雀グモのダンス

すごくおもしろい記事を見つけました。

外見のたいへんあざやかな孔雀グモ、ピーコックスパイダーのオスは、メスの気を引くために、求愛ダンスをするのだそうです。

が、悲しいことに、その努力が認められるのはホンの一部だとか。

求愛ダンスの動画は、小学生の男の子が好きな女の子に変なカッコウをして気をひこうとしている場面のように見えます。最後の場面は悲しすぎます。

彼らの涙ぐましくも、こっけいなダンス。

見たい方はこちらからどうぞ。真ん中あたりにある動画をクリックすると、音声が出ますので、ご注意あれ。

2015/12/08

イヨネスコとピーター・ブルックとワーグナー

ここのところ、精神面、身体面で不調だったため、ブログ更新がとどこおっておりました。

いつものぞいてくださっている方々、まことに申し訳ありません。

ストレスが体に出てしまうと、本が読めなくなってしまうのですが、以前にすでに申し込んでいた演劇だけは、時間が経てばやってきて、払ったお金がもったいないので、行かざるを得ません。

ということで、すでに過ぎ去ってしまったのですが、この期間、イヨネスコの『犀(サイ)』、あの20世紀を代表する90歳の演出家ピーター・ブルックの『バトルフィールド』、METのライブビューイングで、ワーグナー作曲、ジェイムズ・レヴァイン指揮の『タンホイザー』などを見ておりました。

これ、3つともに、良かったです。

不調でなければ、どんどこ、感想を書きたいと思ったほど、良かったです。

とくに長年見たいと思っていたブルックの舞台は、たいへん洗練されていたのですが、一方で、なんというか、既視感のようなものがありました。

たぶんブルックが衝撃を与えたという昔の舞台を、後代の舞台人が模倣し、私はその模倣の方に馴染んでいたために、本家本元が新鮮に見えなくなってしまったのではないか、と推測しています。

一方、『タンホイザー』を見たところ、ニーチェがあれほどワーグナーに惹かれ、その後、ワーグナーと別れた理由が強烈に知りたいと思いました。

これは神話的世界の解明とも関係している問題なので、今後もワーグナー作品を見続けてみたいと思います。

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