イヨネスコとピーター・ブルックとワーグナー
ここのところ、精神面、身体面で不調だったため、ブログ更新がとどこおっておりました。
いつものぞいてくださっている方々、まことに申し訳ありません。
ストレスが体に出てしまうと、本が読めなくなってしまうのですが、以前にすでに申し込んでいた演劇だけは、時間が経てばやってきて、払ったお金がもったいないので、行かざるを得ません。
ということで、すでに過ぎ去ってしまったのですが、この期間、イヨネスコの『犀(サイ)』、あの20世紀を代表する90歳の演出家ピーター・ブルックの『バトルフィールド』、METのライブビューイングで、ワーグナー作曲、ジェイムズ・レヴァイン指揮の『タンホイザー』などを見ておりました。
これ、3つともに、良かったです。
不調でなければ、どんどこ、感想を書きたいと思ったほど、良かったです。
とくに長年見たいと思っていたブルックの舞台は、たいへん洗練されていたのですが、一方で、なんというか、既視感のようなものがありました。
たぶんブルックが衝撃を与えたという昔の舞台を、後代の舞台人が模倣し、私はその模倣の方に馴染んでいたために、本家本元が新鮮に見えなくなってしまったのではないか、と推測しています。
一方、『タンホイザー』を見たところ、ニーチェがあれほどワーグナーに惹かれ、その後、ワーグナーと別れた理由が強烈に知りたいと思いました。
これは神話的世界の解明とも関係している問題なので、今後もワーグナー作品を見続けてみたいと思います。
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