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2021/04/26

海を見て、亡き人をしのぶ

今回で、一茶の句の紹介はいったん終了にしようと思っています。

(なにか機会があれば、また戻ってくるかもしれませんが。)

で、最後に選んだのはこちら。

 

亡(なき)母や 海見る度(たび)に 見る度(たび)に(『七番日記』)

(口語訳:亡き母よ 海を見るたびに 思い出す。)

 

  (以上、『一茶句集 現代語訳付き』玉城司訳注、角川ソフィア文庫、2013年、p548より)

 

私は海の近くの生まれですが、私の母はまだ存命であるからか、私自身は海を見て実母を思い出すというようなことはありません。

しかし、海を見ると必ず思い出す人がいます。

だからでしょうか、一茶のこの句にしみじみとしてしまいました。

 

ちなみに、海を見ると思い出すのは、もうだいぶ前に亡くなった私の年の離れたいとこです。

そういえば、昔、そのいとことの思い出をエッセイに書き、『歴史読本』2004年7月号に掲載していただきました。

そのエッセイは当ブログに転載しましたので、こちらから読むことができます。

興味のある方は、上記の「こちら」をクリックしてください。

 

 

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