能登半島地震で被害に遭われた方々、謹んで哀悼の意を表します:与謝野晶子の震災の歌に代えて
2024年元旦。
私のイトコは単身で金沢に赴任していましたが、その日は実家に帰省していました。
そのため、今回の地震の難を逃れました。
けれども、赴任先での知り合いに、亡くなられた方、家がつぶされて長期間の避難所生活を余儀なくされた方々、行方不明の方々がいるそうです。
余震も続き不安な日々を過ごしている、現地の方々や現地に家族や知人がいる方々も多いことだと思います。
東京は幸いにもほとんど揺れはありませんでしたが、3.11の東日本大震災同様、他人事とは思えません。
与謝野晶子は1923年9月1日の関東大震災を経験し、そのときの切実な感情を、歌人として歌で表現しています。
天変(てんぺん)のいと大きなるものに遭ひさらに寂しき心となりぬ
たのみなく拠りどころなく人の身をわが思ふこと極まりにけり
身の生くる幸ひあるやあらざるや我が唯今の大事とはこれ
(与謝野晶子自選『与謝野晶子歌集』岩波文庫、改版1943年、pp.188-191)
能登半島地震で被害に遭われた方々へ、謹んで哀悼の意を表します。
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